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「薔薇の鬼ごっこ」 

1997.1  河出書房新社  四六版

 

「好きに生きる人生」を選んだ私にとって、

何かのときの保証は、国でも銀行でも制度でもなく、男は助平であるということだった。

赤羽のグランドキャバレーの悲喜こもごもを描き

第三回蓮如賞を受賞した衝撃のデビュー作。

 

「百円シンガー極楽天使」

1997.10  河出書房新社  四六版

気持ちいいこと、命がけ。一度スポットライトを浴びたら、もうこの水から逃れられない!おひねりだけが頼り、その日暮らしのドサ・シンガー、それが私。

文化庁の海外輸出作品に選出され、アメリカ・イギリス・ロシアで翻訳刊行された、著者の自伝的小説。 

「浮かれ桜」

1999.7  講談社   四六版

 

鬼畜で、すみません。人気俳優 北村冬馬、26歳。愛と暴力に浮かれ咲く!女と芸能界を我が物顔で渡り歩く、平成の色悪小説決定版。

渾身の書き下ろし野心作、七百枚。

「煩悩配達人」

2000.6  小学館   四六版

 

「女性セブン」に連載し、読者の人気投票が読み物にして異例の上位にランクイン。ダサくてもてない女たちの官能小説。「煩悩配達人」、「幻獣」を収録。

 

帯文 中沢新一「揺さぶられ、引っ張り込まれ、ゾーッとした。作家スエナガは、どうもホンモノだ」

「合鍵の森」

2001.11  光文社  四六版

 

男はなかなか少年をやめないが、女はすぐに少女をやめてしまう。それはなぜだろう?

「小説宝石」に連載の恋愛長編小説。

 

 

「アプルアプリケ」

2002.4  角川書店  四六版

 

ジオラマ製作者の夫との生活に憔悴していたハルカのもとに、小学校時代の恩師から電話が。廃校が決まったなつかしい校舎を夫と共同で再現してゆくなか、忘れかけていた自分、初恋を巡る想い出と向き合う。

北九州を舞台に描く、70年代テイスト小説。

「デパ地下★ガール」

2007.12 世界文化社  四六版

 

デパガはきっとあたしの天職。甘くて、かわいくて、きらびやかなスイーツを通じて、今日もさまざまな人生にふれ合うの。

女子の最大の関心事である「恋」と「スイーツ」をテーマに書き下ろした、スーパーハイテンション・コメディ。

「ママカノ」

2008.6 ポプラ社  四六版

 

にごった空みたいに明るくてボロボロな大学生、ゾラと、20歳年上の小説家・ミオ。いたずらにアクセスした出会い系サイトが、年齢も生活もちがう二人をつないだ。

牧野出版のウェブサイトに連載した恋愛小説を軸に、書き下ろした長編。

「WHITE  LOVE」

2001.2 幻冬舎 四六版

末永直海/尾崎豊「I LOVE YOU」 

谷村志穂/スピード「ホワイトラブ」 

真野朋子/ザ・ブルーハーツ「情熱の薔薇」 

清水志穂/山崎まさよし「Passage」

川上弘美/スガシカオ「ドキドキしちゃう」

島村洋子/シャ乱Q「いいわけ」

6人の作家による恋愛小説のアンソロジー。

「蟲籠のブルース」

2001.11 祥伝社文庫

幼い頃、狂った大人の手によって、真っ白なブラウスにつけられた、消えない紅茶のしみ。利口なあたしはブラウスまるごとを、紅茶で染めることを思いついた。そう、あたしは最初から、みんなのものだっただけ。

「女性セブン」に連載した、16歳のAV女優の物語を軸に、あらたに書き下ろした一冊。

「薔薇の鬼ごっこ」

1999.7 河出文庫  

 

「男が助平で、ほんとによかった!」

処女作にして、第三回蓮如賞優秀賞を受賞したデビュー作の文庫版。

 

解説・中沢新一

「百円シンガー極楽天使」

2001.10 新潮文庫

帯文・町田康 「こういうことは自分は普段、口が腐りそうな心持がするので絶対に言わぬが、実に、生きる勇気が湧く本なのであって、これは作者が目線を下げて人間を直視しているからだと思われるのである。」

 

解説・福田和也

「浮かれ桜」

2002.8 講談社文庫

 

長編エンターテインメント小説。

書き下ろし野心作の文庫版。

「合鍵の森」

2005.2 光文社文庫

文芸誌「小説宝石」に連載された、お水系純愛物語の文庫版。

 

解説・氷室晃希(ホストクラブ「ClubHearts」)

「ホワイト・ラブ」

2001.2 幻冬舎文庫

ラブソングに乗せた6人の作家の恋愛短編集。

 

末永直海 尾崎豊「I LOVE YOU」

複雑な家庭環境の中学生・知花は、図書館で知り合った同じ苗字を持つ清彦と、聖書の間に秘密のラブレターをはさんで恋を育むが。

「密やかな匂い」

2000.8 徳間文庫

燃える花(藍川京)/水の記憶(勝目梓)/もう一度あの海へ(斎藤綾子)/毛抜き(子母沢類)/燃える夜(田中雅美) くすぐったい魚(末永直海)/臑肉のシチュー、ポルトガル風(花村萬月)/痴人たちの愛(見延典子)/出発便待ち(森瑤子)/乱髪夜紅尽(山口椿)

「The Hundred-Yen Singer」

2006.10 PETER OWEN

 

文化庁の主催する海外輸出小説 明治~平成13選に選出された「百円シンガー極楽天使」アメリカ・イギリス版

 

翻訳 Tom Gill  (明治学院大学国際学部教授)

 

「百円シンガー極楽天使」ロシア版

2005.3 

 

「百円シンガー極楽天使」ロシア版図書

 

翻訳  Tatiana Redko

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